A Hemodialysis Patient Showing High DLIS from Administration of Chinese Medicine.

大津 稔彦, 磯谷 聡, 村瀬 繁樹,伊藤 達雄, 吉田 精吾,宮崎 高志,稲垣 豊,天野 泉, 丹羽 正武

Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy(1991)

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摘要
漢方薬 (大草胃腸散) を服用中に高濃度 (0.50-0.77ng/ml) のDLISが検出された透析患者の1例を経験した. 症例は, 62歳男性で透析歴は2年であった. 合併症は高血圧以外は特に認められなかった. さらに種々の検査においても悪性腫瘍は認められなかったので, DLISは外因性の可能性が示唆された. 漢方薬を中止したところDLIS濃度は0.2ng/ml以下まで減少したため, DLISの原因は漢方薬であると考えられた. 漢方薬抽出物1gに156ngのDLIS力価が認められた (TDX Digoxin II, Dainabot Laboratories). しかし, 実測の血中濃度を得るためには1g中に約10,000ngの力価が必要であり, 実測値と予測値との間に大きな隔たりがあった. 我々は, 漢方薬の牛胆汁中のある成分が体内で何らかの変化を受けた後DLISとして作用したのではないかと推察している.
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关键词
hemodialysis patient,high dlis,chinese medicine
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