A CASE OF COLOVESICAL FISTULA OCCURRED DURING TREATMENT FOR ULCERATIVE COLITIS

Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (journal of Japan Surgical Association)(2004)

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摘要
症例は75歳,男性.平成12年3月頃(73歳時)に下血で発症し,大腸内視鏡検査所見および生検標本の病理学的所見から潰瘍性大腸炎の診断がつき,以後炎症性腸疾患治療薬,副腎皮質ステロイドの内服にて経過観察をされてきたが,強い排尿時痛と尿中への便の混入を主訴に平成16年2月15日に来院した.注腸造影およびCT所見にてS状結腸膀胱瘻の診断がつき,保存的治療が困難と判断し手術を施行したが,画像所見や開腹所見上,潰瘍性大腸炎の増悪よりもむしろ, S状結腸憩室炎による結腸膀胱瘻形成と考えられたため,一期的にS状結腸切除および瘻孔閉鎖を施行した.炎症性腸疾患と腸憩室は時に併存し,潰瘍性大腸炎様の粘膜炎症が憩室炎においてもみられることが報告されている.病理所見上両者の粘膜炎症所見の判別は困難であり,今回われわれが経験したような症例における術式の選択については,現状では明確な基準がなく,今後の検討が必要である.
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