2010年の夏期高温条件下における高温耐性水稲品種 「元気つくし」 の玄米品質
Japanese Journal of Crop Science(2012)
摘要
2010年の夏は全国的に猛暑で,水稲の登熟期間における気温が記録的な高温となり,多くの地域で玄米品質が著しく低下した.この登熟温度 (出穂期後20日間の平均気温) が28℃を超える高温年においても,福岡県内の 「元気つくし」 は1等米比率が90%以上であり,しかも土壌の肥沃度や前年の作付けが異なる圃場においても白未熟粒の発生が少なく,玄米品質が優れていた.また,「元気つくし」 は,高温耐性が弱の 「つくしろまん」 と比較して,登熟温度がほぼ同じで,1穂内の着粒構造が似通っているにもかかわらず,いずれの着粒位置においても白未熟粒の発生が少ない傾向にあった.これらの結果は,「元気つくし」 が有する高温耐性は安定して優れており,そのことには穂の着粒構造以外の生理的要因が関与していることを示唆している.
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