Regional characteristics of snow cover by multipoint snow pit observations conducted during the heavy snowfall of 2005/2006 winter in Japan

Journal of the Japanese Society of Snow and Ice(2007)

引用 0|浏览7
暂无评分
摘要
平成18年豪雪における積雪の地域特性を明らかにすることを目的として,日本各地の雪氷研究者の協力を得て広域―斉積雪断面観測を2006年2月(上旬及び下旬)に2回実施した.観測地点数は,2月上旬の観測では北海道から中国地方にいたる46地点,2月下旬の観測では北海道から北陸地方にいたる26地点である.観測の結果,平成18年豪雪では,全国的にみた場合,融解凍結が関与するざらめ雪化の進行度合に雪質の地域的差異が最も明瞭に表れており,ざらめ率(積雪深に対するざらめ雪層の厚さの割合)は緯度と標高に強く依存して変化していた.また,積雪全層の平均密度と平均硬度には,2月上旬では低緯度ほど大きい傾向があったが,2月下旬になると平均硬度には顕著な南北差は認められなかった.豪雪地域(山間部)の住民から「今年は雪が硬い」という声が多数聞かれたことに対し,新潟県十日町市におけるラム硬度の観測データを用いて検証した結果,2006年2月上旬と下旬の十日町市の平均ラム硬度は1987年以降では群を抜いて大きいことが分かった.過去の豪雪年のラム硬度との比較から,平成18年豪雪における新潟県山間部の積雪硬度の著しい増加は,豪雪年の特徴であると考えられる.
更多
查看译文
AI 理解论文
溯源树
样例
生成溯源树,研究论文发展脉络
Chat Paper
正在生成论文摘要