膝蓋骨粉砕骨折におけるRING PIN systemの治療経験

Orthopaedics and Traumatology(2009)

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Abstract
膝蓋骨粉砕骨折に対して骨接合術を行った症例のうち,RING PIN systemを用いて固定を行った症例についての検討を行った.対象は当院にて骨接合術を行った27例のうち,RING PIN systemを用いた症例4例(男性3例,女性1例)であり,受傷時平均年齢は59.8歳であった.その他23例については,症例に応じて周囲締結法,テンションバンド,CCS,Acutrak screwを用いて固定を行った.術後はknee brace固定を行い,術翌日から全荷重歩行を許可した.可動域訓練は術後早期より開始した.術後10週時点で可動域は10°以上の左右差を認めず,全例骨癒合は得られた.術後,pinやwireの折損および突出による皮膚刺激症状,再転位,感染等の合併症は認めなかった.本法は従来法での固定における問題点を補い,なおかつ強固な固定を行う事ができる優れた手術法であると考えられる.
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Stress Fractures,Foot Strike Patterns
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