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Ha 1 and Ha 4-Trichocytic Cytokeratin Subunits Expression during Hair Development in Rat Embryonal Skin

Nihon Chikusan Gakkaiho(1993)

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Abstract
トリコサイト由来サイトケラチンは,そのサブユニットの分子量および等電点の違いにより,上皮性サイトケラチンと区別することができ,このトリコサイト由来サイトケラチンには,酸性/タイプI (Ha 1-Ha 4)と中•塩基性/タイプII(Hb 1-Hb 4)の,併せて8サブユニットが存在する.われわれは,上皮性サイトケラチンには反応せず,トリコサイト由来サイトケラチンに特異的に反応する単クローン抗体(MAb 17)を作製し,その性状の一部について報告してきた.本研究では,ラット•トリコサイト由来サイトケラチンにおいて,MAb 17の認識するサブユニットを二次元ゲル電気泳動とイムノブロットにより解析したところ,タイプIケラチンに属すサブユニットのうちHa 1およびHa 4に特異的に反応し,他のタイプIファミリーであるHa 2, Ha 3およびタイプIIファミリーには反応しないことが明らかとなった.この結果より,MAb 17の認識するエピトープはHa 1-Ha 4の4サブユニットのうちHa 1とHa 4で保存されていることが理解された.さらに,ラット胎生期皮膚におけるトリコサイト•サイトケラチンの発現を免疫組織化学的に解析したところ,体毛では胎齢18日に初めてその発現が認められるのに対し,ヒゲでは胎齢17日までに発現が確認された.ヒゲにおける毛包形成は体毛のそれに比べ明らかに早い時期に起こることを考慮すると,毛包の形成とトリコサイト•サイトケラチンの発現開始時期とはなんらかの相関があるものと考えられた.
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skin,embryogenesis
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