Emergency Patient Transport System on Rishiri Island.

Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi(1991)

引用 1|浏览3
暂无评分
摘要
利尻島は北海道稚内市より西方海上58km沖に浮かぶ,人口約10,800人の離島であり,当地で対応できない救急患者は,海路または空路にて近隣の稚内や,遠路,設備の整った札幌,旭川へ搬送することになる。そこで,この9年間に当院を経て島外へ救急搬送を要した225例について調査することにより,利尻島での救急医療における問題点について検討した。傷病では脳・神経系,消化器系,整形外科系,腎・泌尿器系,心・血管系の順に多かった。搬送方法は定期船が約7割を占め,稚内への搬送がもっとも多かった。しかし,重症にてヘリコプターなどによる要請搬送を要した患者では,その8割が設備の整った札幌や旭川への搬送となった。要請搬送例での要請から輸送機当地到着までの平均所要時間は約3時間であったが,一刻を争うような重篤な患者では,夜間や早朝時に要請する場合も多く,時間外搬送例での所要時間は約6時間と日中帯での搬送に比べ長く,その短縮が望まれた。また脳外科,心臓疾患での受け入れ先病院が近隣にはなく,当院でもある程度の対応ができるよう設備面での充足が望まれた。さらには,整形外科を含めた外科系プライマリ・ケアの重要性が強調された。
更多
查看译文
关键词
rishiri island,emergency,transport,patient
AI 理解论文
溯源树
样例
生成溯源树,研究论文发展脉络
Chat Paper
正在生成论文摘要