Development of reinforced earth method using chain as reinforcing material

Jiban Kogaku Janaru (japanese Geotechnical Journal)(2008)

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Abstract
補強材にチェーンを用いた補強土壁を開発するために,土槽を用いた室内チェーン引抜き試験および実物大試験施工を実施した。チェーンの形状効果を知るための引抜き試験では,引抜き抵抗はチェーン個々のリンク形状や材質よりもチェーン外径に大きく依存することがわかった。その結果チェーン外径の数倍の円筒を想定した円筒理論によって引抜き抵抗が評価できることを確認した。また,引抜き試験に使用する材料をチェーンの他に,丸鋼,帯鋼,突起付き帯鋼を加え摩擦補正係数の比較を行った。チェーンの摩擦補正係数は,丸鋼に対し2.2倍,帯鋼に対し3.8倍,突起付き帯鋼に対しても1.9倍大きく,有効な引張り補強部材になることがわかった。これらの室内試験結果をふまえて,工法全体の施工性を確認しチェーン補強材の有効性を実証するため,フィールドにおいて高さ3.0mの実物大補強土壁を構築するとともに,原位置引抜き試験を行ないチェーンの引抜き性能を確認した。
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